不妊治療に取り組む

チャンスを最大限に生かしましょう

体外受精を受けるカップルは、いろいろなことを試した末、この治療法にたどりつく場合が多いと思います1。最終的に治療が成功したカップルもいますが、そのためには治療を何サイクルか繰り返す必要があります2。ですから、心の準備をして治療に臨んでください。

  • ストレス対処法を学びましょう。 ストレスにどう対処するかは、人によってさまざまですし、対処法の効果もさまざまです。 「ファティリティコンパス」 で、自分が精神的な負担にどう対処しているか、どのようにしてその負担を減らしていったらよいのかを学びましょう。パートナーとの間で違いがあるかもしれないので、2人で一緒に確かめてみると、お互いの理解が深まります。
  • 支援の輪を広げましょう。 友人や家族は2人の力強い味方です。ただ、どのように助けてあげればいいのか、戸惑っていることもあります。 あなたが求めていることを率直に伝えましょう
  • を使って、緊密な支援の輪を作りましょう。  
  • 生活のバランスを整えましょう。 治療には時間がかかることがありますが、それに振り回されないことが大切です。ちょっとした 計画を立てるだけでも すぐに時間が経つように感じられ、もう1サイクル試してみようという気持ちになります。週間計画表を使ってプランを立てて生活にメリハリをつけましょう
今日の生殖補助医療(ART)では全体的に高い成功率が得られます。2009年のデンマークでの研究では、ART治療開始から5年以内に約70%のカップルに1人以上の赤ちゃんが生まれています2。しかし、不妊治療の成功率は個々の患者さんやクリニックによって異なります。自分の場合について生殖医療専門医に相談することが大切です。

治療を続けていると、ちょっと休みたいと思うことがあるかも 知れません。そういう時にはパートナーと話し合いましょう。 「ファティリティコンパス」 を参考にして、治療をどのように進めるか、2人で決めましょう。 もっと読む

1. Hammerberg K, et al. Women’s experience of IVF: a follow-up study. Hum Reprod. 2001;16(2):374-383.  2. Pinbourg A et al, Prospective longitudinal cohort study on cumulative 5-year delivery and adoption rates among 1338 couples initiating infertility treatment. Hum Reprod.2009;24; 991-999.