これまでにかかった病気
これまでにかかった病気のせいで赤ちゃんができにくいのではないかと思ったら、すぐに医師に相談しましょう。35歳以下では1年以上、35歳以上の場合には6か月以上赤ちゃんができない場合、医師に相談してみてください1。妊娠しやすさは、年齢とともに急に低下することをお忘れなく2。
次のような場合には、早めに医師に相談しましょう(女性の場合)

- 子宮内膜症
- 月経不順 、月経がない (避妊薬を使っていない時)
- 月経中、下腹部に強い痛みがある場合
- 2回以上流産している場合
- 性感染症にかかったことがある場合
- 骨盤内感染症、性器感染症にかかったことがある場合
- 腹部または骨盤の手術を受けたことがある場合
- 慢性疾患(糖尿病 、高血圧など)
- 化学療法、放射線療法を受けたことがある場合
- 内分泌疾患を患ったことがある場合
次のような場合には、早めに医師に相談しましょう(男性の場合)
男性不妊の原因はいくつかあります。次の項目に該当する場合には、生殖医療専門医にご相談ください。
- 思春期以降におたふくかぜにかかったことがある場合
- 化学療法、放射線療法を受けたことがある場合
- 子どもの時、停留精巣であった場合
- 腹部または精巣の手術を受けたことがある場合
- 性感染症や性器感染症にかかったことがある場合
- 慢性疾患(糖尿病 、高血圧など)
のみ薬による治療
潰瘍や高血圧の治療薬など一般に使われる医薬品の中には、精子の数や性欲に影響を与えるものがあります。
一般的な医薬品が妊娠しやすさに与える影響は、ほとんどわかっていません。最近まで、医薬品の安全性試験ではヒトの性腺(睾丸、卵巣 )への影響については調べていませんでした。しかし、炎症性腸疾患など、生殖と関係のない疾患の治療に使われる医薬品の中に、精子に大きな影響を与えるものがあることがわかってきました。
癌や自己免疫疾患などに使用される医薬品の中にも性腺機能に影響を与えるものがあります。スポーツ選手やボディビルダーが違法に使用することがある筋肉増強剤は、精子産生能に重大な影響を与えます。
| 妊娠したいと考えている時期には、処方薬や市販薬について医師に相談しましょう。 |
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ビタミンや代替医療
代替医療(オルタナティブ・メディスン)、栄養補助食品(サプリメント)、ビタミン剤は広く普及しています。こうしたものの中には「赤ちゃんができやすくなります」と謳うものもあります。しかし実際のところ、多くの食事療法やハーブが妊娠しやすさに与える影響はわかっていません3。
食事や運動などのライフスタイルを見直すことによって妊娠率が高まる場合があります。妊娠の可能性を高める方法についてはここを参照してください。
1. Definitions of fertility and recurrent pregnancy loss Fertil Steril 2008; 90:S60. 2. Age and Fertility. A Guide for Patients. ASRM 2003; http://www.asrm.org/Patients/patientbooklets/agefertility.pdf 3. Optimizing Natural Fertility. Fertil Steril 2008; 90:S1-6.





